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アレン追っかけ旅行記 in ロンドン5 --- 《コジ》1回目のつづき/下唇は見えなかった・・・(´・ω・`)

2007年07月24日
 ロイヤル・オペラ・ハウスの《コジ・ファン・トゥッテ》は、ジョナサン・ミラーによる“現代読替え”演出です。

 初演は1995年だそうですから、今年でもう12年目ですね(参照:初演時の舞台写真と批評。simonkeenlyside.infoより)。
 ロンドン在住の椿姫さん(7/20にお会いしました♪)はもう7~8回はご覧になっているそうですし、また蘭丸さんもシアトル・オペラで同じプロダクションの舞台をご覧になって、感想を書いてくださいました。
 既に目新しくはないのかもしれませんが、私はモチロン初めて観ますので、携帯電話を小道具に使ったこの洒落た演出をとても楽しみにしていました。

 しかも、アレンのドン・アルフォンソですからネ~(*´∨`)

 アレンがドンジョで鳴らしていた頃は全くファンじゃなかったので、この人のモーツァルト、しかもそれなりに重要で芝居っ気たっぷりの役を堪能するなら、もはやこの演目しかないわけです。

 とはいえ、実はワタクシ、《コジ》はあまり好きではない。音楽は《フィガロ》や《ドンジョ》に比べて平坦な感じがしますし、アレンがアルフォンソを歌っているCDも繰り返し聴きましたけれども、「悪かないけど、フツーだよなぁ…?」という印象。
 アレンの歌唱の特徴を引き立てる旋律とは思えないんですね。音で聴くとあんまり笑えないし。

 おまけに、気持ちを盛り上げるために観た去年の《コジ》DVD(モチロン、アレンはアルフォンソ)が最低最悪(←あ、言っちゃった…;;;)だったもので――。正直、アムステルダム(嘘やん;; “ネーデルランド”でした)の《ウリッセの帰還》のほうがオイシイのかな、なんて思ったこともありました。

 幸い、6月に新国立劇場で観た《ファルスタッフ》の演出が素晴らしく、ジョナサン・ミラーのシゴトに興味を持ち始めていたところだったので、まぁ楽しめることは間違いなさそうでしたし、アレンを生で観られるのなら何でもいいかな!?という、大変失礼ながら、ビミョーに盛り下がったノリだったのです。

 ところが、実際にアレンが舞台に姿を現したその瞬間、 


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 うぎゃぁっ、アレンだっ!!
 体、デカ!! つうか 顔、デカ!!
 髪もあんなに薄くなって、ピンクの頭皮が透けてるじゃないのっ♪
 おおおお何か食ってる食ってる!! 何だヨ、そのげっ歯類みたいな口の動きは!?
 腹、出てるー!! ついでに首のお肉もタプタプだぁー!!
 スーテーキーぃー!!! ケッコンしたぁ~い!!(*´艸`*)

 声に出して騒いだわけではありませんが(許されるならその場で暴れたかったですよ、ホント)、ほんの15秒ほどの間にこちらのテンションも一気にMAXへ!! 場内は少し肌寒かったのですが、上半身からほっぺたまでカッカと燃え上がってきてしまいましたっ(*゚∀゚)=3

 おまけに、声がしっかり出てる!!

 衰えを感じぬわけではありませんが、まだ声に張りがあって、頭蓋骨によく響いて、おまけにモーツァルトにふさわしい華やぎのある――私の惚れたあの、おカオに似合わぬ繊細なハイ・バリトンが、すぐそこから聴こえるのです。

 ここ数年ほどの間に出たアレンのDVDでは、芝居は円熟味を増して素晴らしいんだけれども、肝心な歌唱がショボーンなモノがほとんどだっただけに、最悪キャンセルという事態になりさえしなければ、歌唱がマズくても満足しようと思っていました。

 ああでも、アレンはまだまだ健在なのね。やっぱりアンタが最高ヨ!! グロソップなんてダメダメ。あんな……あんな……声量だけのオトコ!! 浮気なんかして悪かったよぉぉぉ・゚・(つД`)・゚・
(注:つか、この時点でエルネスト・ブランクの名前が全く頭に浮かばなかったことに、たった今気付きました。ああ何ということ…!!!)

 声も好調だし芝居も上手い。

 ジョナサン・ミラーの演出は人の動かし方が大変細かく、効果的なところにも定評があるようで、アレンも実によく動きます。
 モチロン、昔からよくやっている神経質そうな指先の動き、変化自在なカオの表情、コミカルでありながらどこか優雅な足の運びなども。腰も時々ちゃ~んとクネクネしていますよ?
 DVDで見慣れた、いかにもアレンらしい仕草が目の前で行われているのです。アンチ・アレンなウタコどんが見たら、コリャ100回は舌打ちするだろうなぁと思いながら、サーのパフォーマンスにのめりこんでいきました。

 余談ですが、レッシュマンって可愛いですね♪
 けれども、アルフォンソじーちゃんの好みではないようで、じーちゃんはドラベッラ(ガランチャ)のほうにばかりチョッカイを出していました。
 デスピーナには普通にセクハラをはたらいていましたがなw

 ところで、舞台の真ん中に大きな姿見が置いてあり、登場人物はみな鏡に自分の姿を映すという、意味深な演出です。アレンも鏡の前でちょこちょこと身だしなみを整えるのですが、二幕ではゴルフのスイングのチェックをしたりします。ココ、結構ウケたんですが、なかなかきれいなフォームでした。
 そういや、この人、ゴルフが得意なんでしたっけ。確か息子はプロゴルファーじゃなかったかと思います。まぁ、余談(笑)

 19時に始まった舞台がハネたのは、22:30頃でした。茶目ッ気たっぷりなアルフォンソに魅了され、あっという間の3時間半でした。

 ただ、この日の席は、舞台全体を見るにはうってつけのポジションではあるのですが、下唇の観察にはちょっとまだ遠いようで。初めのうちは、必死で目を凝らしてアレンの口元を追っていたのですが、早い段階でやめました。
 せっかくの真ん中席なのだから、まずは舞台全体で行われていることをしっかり見て、他の歌手のパフォーマンスも堪能しなくちゃ。

 下唇は2回目の日に観察です。
 なにせ、7/20は最前列のかぶりつき席を確保してしまったんですから。

(舞台のマジメな感想は別の記事にまとめます)↓
ジョナサン・ミラー演出《コジ・ファン・トゥッテ》/Royal Opera House

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